第196 通常国会 2018/1/22〜2018/6/20(予定) 日付:2018-04-11 |
大規模火山噴火による降灰被害対策について質問しました。
降灰の影響について気象庁の資料(表↑)では「0.1mm積もるとぜんそくなどの症状の悪化。1mmで航空機や鉄道の運行不能の可能性、農作物への影響。1cm以上積もると一般車両での移動への影響、送電施設への付着で停電の可能性」などわずかな堆積でも被害は深刻だ。その認識を問いました。
小此木八郎内閣府防災担当大臣は「移動手段が限定される。迅速な救助活動・交通対策など降灰時の対応力の向上を図っていくことが重要」と答えました。
私は、『大規模火山災害対策への提言(2013)』の中で、国に対し、降灰対策の指針を作るよう求めている。その措置状況について質問。
内閣府は「これから検討を進める」と答弁。
5年も経っているのにまだ作っていない、と批判すると。内閣府は「今年度から富士山を想定した降灰対策の調査検討を行う」と答えました。
大規模噴火のおそれのある火山は浅間山など他にも想定される。富士山に限定するのはおかしい。広域の降灰被害については、国の責任で、人もお金も出して対策するべきだ。
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