記事一覧
日付:2012-03-02
群馬県上空での米軍機低空飛行訓練中止を
群馬県上空で米軍機が低空飛行訓練を繰り返している問題で、日本共産党群馬県委員会、安保破棄県実行委員会、渋川平和委員会が、国に飛行中止を要請。梅村さえこさんらとともに同席した。
米空母艦載機は今年も、夜間、日曜、県立高校の入試日などに旋回飛行を繰り返すなど県民の怒りをよそに訓練を強行している。
要請参加者からは「地響きのような爆音で生活や教育環境がおびやかされている」「低空を飛ぶから、目前に機体が迫ってきて恐怖を感じる」「前橋、高崎両市やその周辺に住む約80万人の住民の頭上でやることではない」「県庁には苦情が殺到している。県は国に伝えているというが、全く改善されない」などと実態を訴えた。
防衛省、外務省の担当者は「苦情件数などは米軍に伝えている。訓練の中止を求める考えはないが、地域住民への配慮は引き続き求める」と応えた。